精神科ではどんな症状を扱っているのか

精神科ではこのような症状を扱います

精神科では、必要に応じて薬物療法を併用しながら人間関係や生活における困りごと、病気の状態についてその対応や対策について助言、アドバイスをしたりすることが主な治療内容になります。

具体的には、以下のような症状があります。
気分が落ち込む
眠れない
なんとなく不安だ
食欲がない
幻覚、幻聴、妄想

また、以下のような症状も精神的なものから発生している場合があります。
頭痛
めまい
動悸がする

このような症状がみられる場合、また原因が不明な場合などに精神科を受診することになります。また、多くの精神疾患は体調不良を伴い、他の病気と区別がつかない場合もあります。どの程度という基準はないので、上記のような症状で辛いと感じるのであれば、遠慮なく精神科の受診を検討するとよいでしょう。

精神科だからできること

精神科だからできることもあります。

専門的な検査
他の病気と区別がつかない症状もあります。専門性の高い検査を受けることが、適切な治療、回復への近道になります。血液検査、画像検査、脳波検査などがあります。精神科の症状は、これらの検査ではわからない場合もありますが、他の病気でないことを確認する意味もあります。

診断書の作成
精神疾患に関する病気の診断、診断書の作成は、精神科で行います。

投薬
統合失調症、躁うつ病、うつ病など薬による治療が有効な場合が多くあります。また、向精神薬の処方には、精神科の専門医でないとできないものもあります。精神科の専門医だからこそ、病状に合わせて専門的な薬物療法を行うことができます。